6月5日(土) 08:50〜11:00
国宝・法華寺の十一面観音さまに会いに行く 光明皇后を知っていますか
- 参加費用
- 3000円
- 集合場所
- 08:50 近鉄奈良駅 奈良交通バス13番乗り場
かつての都平城京
この絢爛な都に君臨した天皇に聖武天皇がいます。
聖武天皇は華やかだけれども、災害や天変地異の多かったこの時代に、心を砕きながらまつり事を行いました。
彼を支えた人こそ、お后である光明皇后です。
藤原氏の娘に生まれ、本来なら皇后にたてる場所にいなかった女性ですが、運命は彼女を国の中で最も身分の高い場所に導きました。
天皇とともに国を導く仕事に携わりながら、国母として皇子を生みますが、その子供は物心もつかないうちに他界。
ひとりの人間としての苦悩も存分に味わうこともありました。
光明皇后の残した足跡には、たくさんのことがあります。
貧者や病者をいやす施設を作り、救済に力を注いだこと
時期天皇となる阿部内親王を生み、女帝となった娘を支えたこと
聖武天皇と働いたのちに、先に崩御した天皇のために「喜捨」という行為を通じて菩提を弔ったこと
そしてそれは正倉院の宝物として現在に残ります。
法華時はその光明皇后の足跡を残す寺院です。
今回は光明皇后のお姿を刻んだと伝わる秘仏・十一面観音さまが御開帳になるのに合わせて法華寺を訪れます。
まさに生きた女神のような、美しくうるわしい仏です。
同時に、お隣にある海龍王寺も訪れます。
こちらには、奈良時代のことがよくわかる、国宝の五重小塔があります。
いまだ謎の多い、ミニミニサイズの五重塔です。
奈良時代の足跡をたどりながら、美しい光明皇后の面影を宿しているかもしれない仏さまと、ほかにはない五重小塔を拝見しにいきませんか。
【日時】
2021年 6月5日(土)
8時50分 近鉄奈良駅 奈良交通13番乗り場前集合
(9時5分発のバスに乗ります)
法華寺 海龍王寺 拝観
11時頃海龍王寺にて解散
【参加費】3000円(別途拝観料かかります。バス代金なども各自ご負担ください)
ご予約いただいたあと、うるわし奈良より、確認のご連絡をお送りさせていただきます。