ツアー・イベント情報

今年は聖徳太子様1400年の御遠忌です。

このメモリアルな年に、なにか太子様について学びたい・・と渇望していたところ、すてきな先生に巡り会いました。

大阪市立大学の研究員・岡田高志先生です。

「文学を軸にして」聖徳太子様を読み解く、というテーマに沿って聖徳太子様のことをより深く知ることができるレクチャー会です。

第4回めの今回は「聖徳太子様の蒔いた種がいよいよ聖武天皇という方によって花開いた」ことをお話いだだきます。

奈良の大仏さんを作った聖武天皇という方は、いったいどんな風に聖徳太子さまからのバトンを受け取ったのでしょうか？

今回は、いよいよ仏教を中心に置いたこの講座シリーズのファイナルです。

聖徳太子様が根付かせた仏教の種は、奈良時代にどんな花を咲かせたのでしょうか？

聖徳太子様1400年御遠忌の今年、太子さまの努力の行く末をお聞きください。

近鉄奈良駅もよりのゲストハウスで対面式の講座のほか、遠方の方のためオンラインも併設します。ぜひお越しください。

 

【講師からのメッセージ】

「聖」（セイ／ひじり）とはあらゆる物事に通達した大賢人を指す言葉です。

聖徳太子は、十七条憲法の中で「我必ず聖にあらず」（第十条）、つまり、この世にそのような賢者などいない、とキッパリ述べました。

しかし、それは裏を返すと、この世に絶対的な愚者など存在せず、人は等しく向上していけるはずだという激励の言葉でもあります。

血で血を争う政争の時代を生きた聖徳太子、彼の至上の願いとはーー？

静かに目を凝らせば、千数百年もの星霜を越えて、太子の想いが我々の胸に届くはずです。

わたくし、岡田高志が精一杯勤めさせていただきます！

 

【講師紹介】

岡田高志

1987年、大阪市生まれ。2010年、大阪市立大学文学部卒。2012年、同大学文学研究科前期博士課程修了。

2017年、同大学後期博士課程単位取得退学。同年4月より、大阪市立大学 文学研究科 都市文化研究センター 研究員。

専門は『古事記』・『日本書紀』・『萬葉集』等の古代日本文学。

 

【日時】2021年　8月27日（金） 18時30開場

19時スタート 20時30まで講義

終了後、講師を囲んでの懇親会

【参加費】2500円（飲み物つき）

（zoom参加者は講義のみ・1500円・見逃し配信あります）

 

【会場】
and smiles hostel（近鉄奈良駅もより）
https://andsmileshostel.com/

 

お申し込みの際、現地参加かオンラインかお書き添えください

イベント会場では宿泊もできます。（女性のみ）

宿泊希望の方はお問い合わせください